伊藤若冲

プライス・コレクションは7/4〜8/27まで。
http://jakuchu.jp/


土曜日の『美の巨人たち』を見ていたら、伊藤若冲の話をしていた。
「究極のひきこもり男」とか言われていた。
裕福な青物問屋の当主。ほとんど仕事をせず、絵に夢中になる。
40歳のときに家督を弟に譲り、本格的に絵を描き始める。
鶏を描くために、庭で鶏を飼う。
で、1年間観察のみ。
次の年から描き始めたそうだ。


収集家ジョー・プライス氏もイイ。
若冲のタイルみたいな屏風を所蔵している。
象や鳥の楽園の絵なのだが、1.5センチくらいの正方形の升目の中に、さらに正方形の色を塗り、その大きさで色の濃淡を表現している。

客が「タイルでできているの?」と聞くので、本当にタイルで作ったら面白いと思って風呂場を作ったそうだ。
もちろん特注のタイルで。
こういう金持ちになってみたいものだ。


ところで、「じゃくちゅう」と入れて「若冲」と一発変換されるのはすごいと思う。
さんずいじゃなくてにすいです。